毎週web句会投句フォーム

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毎週WEB句会没句集

2018年4月1日以前の結果(1-102回)

各週日曜日受付開始、土曜日締切
選者:森山文切
(ご参考:選句理論「穴理論」)

10回ごとの外部選者
第150回(2/17-2/23):未定

各週、川柳自由吟おひとり2句まで(未発表句*)
*
柳誌での発表句はもちろん、公民館での掲示、他のネット句会入選句、ブログやtwitterでの公開など、媒体、形式は問わず、公表された句は発表済とさせていただきます。
投句は無料です。

入選句数は1週間の投句数の3割以上、5割以下
ただし、入選句数の上限は32句

全投句数が   50句の場合、入選は15句以上25句以下
全投句数が   70句の場合、入選は21句以上32句以下
全投句数が104句以上の場合、入選は32句

ただし、以下の場合は翌週に持ち越します。
1. 当該1週間の総投句数が1句の場合(5割以下にできないため)
2. 管理人が出張などで更新できない場合(できるだけ事前に告知します)

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第144回(2019/1/6-2019/1/12投句分)

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56名106句 森山文切選
定年後タトゥーを入れた母の勝ち ペンギンおじさん
スッポンがドリンク剤をイッキ飲み 多舵洋
おとなりも六十二円オキナワモ 武良銀茶
目標は薬が余らない努力 彦翁
闇さえも白一色へ雪の筆 八郎
前頭葉に在るグランドキャニオン まさよし
寄付高で受かった人の高枕 井上雅代
終電の終点出るとユートピア 八郎
今年また喜怒哀楽を待つ日記 田原勝弘
洗面器またはシャンプーまたは鶴 斎藤秀雄
敗北の砂の味する摩天楼 西泉アモ
執着を愛と錯覚するすずめ 多実果
リカちゃんの髪をバッサリ愛娘 阿部千枝子
ハイタッチより骨太なグータッチ ヨッシー
闘争の果ての北上川下流 岩倉曰
インク沼に嵌る透明ペンマニア 永見心咲
ブラウザ山を成し 煩悩の名残 みなみあきら
通気性ゼロの世界で深呼吸 犬井隆太
仕方なく夜の帳になる烏 笹川諒
マジックミラー越しに数える母の皺 秋鹿町
まっとうに使われ汚れきるお札 青砥たかこ
西側に箒を置いて客を待つ 藤井智史
部屋干しの懺悔は生乾きのまま 藤沢修司
わたしより深呼吸しているポカリ 平出奔
佳5 バールのような狂ってゆく虎の尾 秘まんぢ
佳4 真っ白なフラペチーノは嘘のあと 袴田朱夏
佳3 怪物が苗字を吸ってすぐ吐いた たにゆめ
佳2 マッチング率を気にする銀座線 いゆ蘭
佳1 黒船は来るし羊羹みたいだし 西沢葉火
後続の来るまで踊る模範生 福村まこと
評:模範生として生きるのも辛い。
ガードレールを外れて生きる三輪車 若枝あらう
評:三輪車が先かガードレールを外れたのが先か。
被災地の天皇陛下着ぶくれる 菊池洋勝
評:目を背けられなかった。

第143回(2018/12/30-2019/1/5投句分)

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53名101句 森山文切選
知りたくはない君の過去など別に 麦乃
新しい暦しばらく弄び 岩根彰子
キリン語で呼べば出てくるソクラテス 宮下倖
勉強部屋無くても出来る子はできる 田原勝弘
割り箸で過去と闘う深夜二時 岩倉曰
付箋紙がはがれ落ちてく中二階 エノモトユミ
無人島大きなヤシのヤシの有無 サトシワタナベ
偶発の辛子爆弾虫払う むぎのあわ
再入場ゲートで見せる蒙古斑 愁愁
何飲むか聞かれぬホットドリンクス 菊池洋勝
想っても体温計は嘘をつく 袴田朱夏
洞窟へ亀のふりして配達人 斎藤秀雄
森のかげ君の睫毛のカールせり 西泉アモ
偽物を造りたいから垢を擦る 西沢葉火
水の味忘れた頃に薬飲む 藤井智史
気の抜けたビールはみ出していくパス くに
関節のあたりにつける変圧器 平井美智子
タンポンの紐を引いたら割れる星 あまの太郎
峠だ蟻が叫んでいた場所だ 秘まんぢ
伊達巻の渦に呑まれて甘い蜜   花房香枝
「さみしいよ」フォロワーさんの白い息 尾崎良仁
三が日坊っちゃん刈りのような町 ヨッシー
恥じらいもオールフリーで初日の出 小俵鱚太
佳5 抽斗のひとつひとつにわたしの歯 斎藤秀雄
佳4 不器用な黄色信号だけの街 芍薬
佳3 ガチ家出檸檬一個が置いてある よーこ
佳2 不協和音の中でとろける鏡餅 若枝あらう
佳1 風俗の看板に仕込むアリバイ 秋鹿町
日の丸をナンパした日の胃酸過多 福村まこと
評:日の丸弁当で胃を休めよう。
鳥の名のひと夕食にりんごだけ 馬鈴
評:森山文鳥
パン屑は東京のほうだとおもう 御殿山みなみ
評:焦点の移動が見事

第142回(2018/12/23-12/29投句分)

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47名89句 森山文切選
寝言でも「さようですか」を噛んでいる 宮下倖
ドローンで見下ろす専務の日常 あまの太郎
断トツに笠か帽子をかぶせたい たにゆめ
ダイエットしたけど恋はしていない 真島凉
気付いたら空転ブランコ乗りのキキ 笹川諒
人の手をまだ覚えてるコガネムシ 宮下倖
平成を貝殻節で撫で生す 岩根彰子
オフィスビル左脳に夜が忍び込む くに
仙台の朝を托鉢僧の鈴 いゆ蘭
アーモンドとしてあなたを救う豆 平出奔
設計上蛇口は過去を忘れます 芍薬
違う助詞使い大爆発の頭 藤井智史
期末試験ジャバウォッキーと夜を越す 羽根
押印が少し傾く免罪符 多舵洋
干し柿に粉をまぶした祖母の嘘 西沢葉火
ねっとりと干し芋が歯にキスをする 諏訪灯
通知表○の数だけ平等だ 真島芽
神様はお客様より表現者 ヨッシー
唾液かもしれないけれど雪の味 くみくみ
佳5 メンバーズカードを切った修行僧 袴田朱夏
佳4 幾たびも起死回生の鍋つかみ 笹川諒
佳3 お値段によって歩幅が変わります 尾崎良仁
佳3 横切った黒猫だって泣いている 日向彼方
佳1 ぬるい傷ひらかぬように福笑い 秋鹿町
魂のすすむ秒針アレルギー エノモトユミ
評:デジタル時計を使いましょう。
組み立てたロールケーキの上に月 エノモトユミ
評:違和感がないことに対する違和感
答などないのか君の耳の穴 くみくみ
評:ふたりには「今」しかない。

第141回(2018/12/16-12/22投句分)

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51名95句 森山文切選
缶詰のキャビアつんつんしてないか 藤沢修司
病棟の廊下を満たす外国語 諏訪灯
駄菓子屋の扉に手書き手動ドア 阿部千枝子
褒められて伸びるタイプの評論家 宮坂変哲
雪見鍋 隣の女にTATTOOあり 坂中茱萸
合成の拍手が一歩遅れとり  なごみ
薔薇園で家訓を垂れる蒙古斑 福村まこと
不揃いの一本締めの胸騒ぎ 武良銀茶
電子音振り回されて台所 西浦雅代
抜け殻を拾う仕事に就きました 尾崎良仁
橋の下泡立草が風揺らす 梔子
不器用で五目並べの好きな指 彦翁
新年をムーンウォークで乗り越える あまの太郎
ラマがきてプレッシャーないガンバって サトシワタナベ
能面にうねる喜怒哀楽の情 澤井敏治
文鳥にのられて腹の底の川 斎藤秀雄
アラカンの恋して映す楕円鏡 三倉みなみ
墓石にだきついたまま死ぬ海月 上篠かける
脚韻をかわいく踏める猫と来る 杉倉葉
学会の中心に置くブドウ糖 いゆ蘭
忙しないリンゴの皮がたどる道 エノモトユミ
寮長の肩に命令形の闇 秘まんぢ
ちぎったらちぎった分を頬にせよ 袴田朱夏
歩きスマホと歩きスマホの2秒前 御殿山みなみ
佳5 勇敢なほうの水から作るお茶 笹川諒
佳4 くす玉の中で交尾ができる鳩 西沢葉火
佳3 エンディングまでは共犯者でいます くに
佳2 巻き上げた金で野茂の研究する 小俵鱚太
佳1 生牡蠣をすする天国にはゆけぬ よーこ
美しい隕石が降る妻の帯 川合大祐
評:愛のアステロイドベルト
物を乞うように血圧計に腕 ヨッシー
評:ペーソスは日常にある。「これぞ川柳」という句
タイミング狂う四色ボールペン 藤井智史
評:使いたい色が出せない症候群

第140回(2018/12/9-12/15投句分)

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59名113句 川合大祐選







キャバ嬢の血清探すキスマーク まさよし
新宿の七夕 星の砂をまく 犬井隆太
「電話詐欺シナリオ急募」を鑑みる 秘まんぢ
ストラディバリウスで神を殴りたい 中村佐貴
金紙はいちまい荒野に立たされる よーこ
ラスボスもサンタも概念になった 袴田朱夏
聖少女うなじで脱皮繰り返す 藤沢修司
日陸川山谷草樹鳥虫死 斎藤秀雄
眠りたくなさと眠気の卍紋 歯痛
謎都市の謎スーパーの謎二階 歯痛
ですので穴という穴に指入れる 尾崎良仁
毛皮着てあたしちぎれてピンクなの 亀山朧
嘘をつくときの小さな破裂音 芍薬
頓服と正しく書ける三銃士 小俵鱚太
jpegで朝夕思い出す鯨 多舵洋
面接で毎年落ちる鍋奉行 たにゆめ
死神の寝床へ三日月は沈む 田村わごむ
自販機に常温の水探してる 田村わごむ
「降ってるね」「夜だね」「明日、睡ろ うね」 杉倉葉
制空権を失った日の喫茶店 杉倉葉
松ぼっくりオーバーワークだったのだ 森山文切
システムが反作用してくる手帳 未補
dボタン押す県境ずれてくる いゆ蘭
首のある魚になって泳ぐ駅 秋鹿町
佳5 紛うことなきカニかまを噛み締める 中村佐貴
佳4 何をチャラにしたいの担々麺の真っ赤 岩根彰子
佳3 先生が私の爪を食べた午後 甘酢あんかけ
佳2 機械式愛の卑猥をあおい鱶 亀山朧
佳1 流されている献花 早足の犬 いゆ蘭
有線で告げられた朝焼けの自死 秋鹿町
評:死は終わりでもはじまりでもないのかもしれない。ただ「そこに無い」「こと」の不気味さを有線で縛る。それは川柳を書くことと=ではないが、パラレルである。
ナイアガラ カーテンの紐うしなった 芍薬
評:瀑布は雪崩れおちる。何のために?空白を埋めるために。うしなった句、その構造自体の中に空白がある。幾度も問おう。何のために? に? に ?  ?
仏壇で気高い桃がとけてゆく エノモトユミ
評:今回、おそらく能記/所記のあやうさに最も切迫した句。「仏壇で気高い」のも「、とけてゆく」のも、最早モノではない。「桃が」私/世界を超えた天となる。
森山文切選







「電話詐欺シナリオ急募」を鑑みる 秘まんぢ
全能の牛が持ち出す結果論 笹川諒
うるおいのあるうち異国から異国 青砥たかこ
金紙はいちまい荒野に立たされる よーこ
クレヨンの白が詐欺師のボスらしい 福村まこと
ラスボスもサンタも概念になった 袴田朱夏
聖少女うなじで脱皮繰り返す 藤沢修司
バス停で鯨が来たという知らせ 西沢葉火
おまんじゅう全部一口だけ食べる 真島芽
捨て去った苗字は雪になりました くみくみ
嘘つきを恵方側から黙らせる 岩倉曰
過去形にするとどんどん出る弱音 阿部千枝子
謎都市の謎スーパーの謎二階 歯痛
二件目ね火事のサイレン保湿しなきゃ サトシワタナベ
電車とは交われない送電塔 平出奔
頓服と正しく書ける三銃士 小俵鱚太
既視感も想定内の清水寺 小俵鱚太
何の略ポテトサラダじゃないのなら たにゆめ
鍵付きのエレベーターが指す明日 むぎのあわ
カマキリに廃刀令を説くオケラ あまの太郎
システムが反作用してくる手帳 未補
dボタン押す県境ずれてくる いゆ蘭
首のある魚になって泳ぐ駅 秋鹿町
有線で告げられた朝焼けの自死 秋鹿町
佳5 面接で毎年落ちる鍋奉行 たにゆめ
佳4 故郷の鬼笑うアンテナショップ はな
佳3 何をチャラにしたいの担々麺の真っ赤 岩根彰子
佳2 父ちゃんのちんちんボクを眩しがる 福村まこと
佳1 鉛筆をかんざしにして平泳ぎ エノモトユミ
紛うことなきカニかまを噛み締める 中村佐貴
評:カニかまであるプライド。カニよりカニかまが好きな人も世の中には結構いる、はずだ。
制空権を失った日の喫茶店 杉倉葉
評:カプチーノに浮かぶF-35
みつけようどうぶつえんの密猟者 愁愁
評:ひらがなの怖さ。密猟者は震えている。