毎週WEB句会結果(直近5回分)

毎週WEB句会没句集(第1回-第60回分)公開中

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毎週WEB句会は原則木曜日更新です。管理人の仕事の都合によって月曜になったり、金曜になったりと更新曜日がずれることがありますがご了承のほど何卒よろしくお願い致します。

2017年

第87回 12月3日-12月9日分(26名50句) 自由吟 森山文切選
  太るほど血管細るメタボ腹 八郎
いざこざの真実捜す相撲道 パッキ―
掬い取るこころの夢と愛と闇 御泉水
やわらかいひとと後悔抱いて冬 むぎのあわ
突かれているのは私おでん鍋 アゲハ
値上がりの大根隅で行儀いい 孝代
風呂上り滴る妻に戻ります 阿部千枝子
シャッター街すり抜けてゆく虎落笛 敏治
羽全部無くして銀杏すっと立つ くに
佳作 ぐつぐつと中八になる一人鍋 藤沢修司
巫女さんがダウンを羽織り絵馬準備 徳重美恵子
手術後の重湯が沁みる曇り空 かしくらゆう
親方の臍が相撲を取っている masayoshi
足跡をつなぐ自画像できあがる くに
年の瀬に出番待ってる残り福 福村まこと
評:ポジティブシンキング
叩いたりせんよバナナに言い聞かす 岩根彰子
評:様式美。「ゼッタイ叩くなよ!ゼッタイ叩くなよ!」
朝風呂はおやめください 白夜です 西沢葉火
評:白夜が醸し出す不思議なシチュエーション。野暮なことを言えば、カゼひきそう。
第86回 11月26日-12月2日分(23名44句) 自由吟 森山文切選
  診察券もう来年を予約する 徳重美恵子
怠け癖叱ってくれるスニーカー 彦翁
力こぶ隠し持ってるカタツムリ 森田旅人
張り手する一人横綱大相撲 敏治
自分しか見えぬ男の赤い顔 風間なごみ
双子ではなさそう影が見当たらぬ 麦乃
常識を蹴散らし妻も飛ぶ師走 孝代
決めたこと平気で壊すカブトムシ 若芽
海にいた記憶忘れて喋る人 かしくらゆう
傷のある花梨あなたは明朗ね 岩根彰子
臨月の空母つつきに来る水母 福村まこと
オオカミの遠吠え聞いて楽しいか 芥子
糸ひいたナ行あたりが胃に溜まる 平井美智子
評:なっとう、たっとぶ、ひっとう。
風船に息の借り貸しする聖夜 福村まこと
評:この息はサンタさんに貸す分だからね。
あんパンは空洞なにもない真昼 くに
評:たすけて、アンパンマン。
第85回 11月19日-11月25日分(21名41句) 自由吟 森山文切選
  愉快にもなる凶器にもなるビール瓶 くに
暦など知らぬ存ぜぬ介護業 むぎのあわ
一呼吸おけばよかった叱らずに 森田旅人
死に方を選べず今日も飲む薬 福村まこと
なるほどと思わせる師のお説教 藤井康信
懐に冷たい風も入る秋 彦翁
サイレンが通過して他人事になる 藤沢修司
鳩時計必死に餌をやっている masayoshi
鮮やかに成敗されて大笑い はな
平和からジャックの豆の垂れ下がる 岩根彰子
耳鳴りだそろそろきみが来る頃だ 尾崎良仁
動脈の一本廻してくれないか 西沢葉火
サンタ・ラン暗い師走に灯をともす 敏治
評:ランタンを灯しながら。
閉じるのは目口こころ耳の順 かしくらゆう
評:耳は最後なのですね。
さっきより少し白けて骨拾う 風間なごみ
評:骨を拾うたびに現実感がなくなっていきます。
第84回 11月12日-11月18日分(23名46句) 自由吟 森山文切選
  宇宙一悪い顔して摂る夜食 かしくらゆう
やせ鰻松のお重を逆指名 八郎
早く行く後ろの席に座るため 芥子
舞い落ちる紅葉は赤く空青く 鈴鳴うた猫
温もりを求めて夜の交差点 阿部千枝子
傾斜地の鈴なりの柿実を落とす 徳重美恵子
しがらみのど真ん中ただ雨を聴く はな
旅立った息子の壁にグーの跡 くに
川柳とコラボ絵筆が弾んでる 孝代
ささやかな摩擦へ進路蛇行する アゲハ
時々は尻尾の名残り立ててみる 西沢葉火
金継ぎをするわ結婚五十年 岩根彰子
三世代温度差のある忙しさ 敏治
評:世代の差で感じ取れない忙しさもありそうです。
ばらまいた種にちょこんと花が咲く 麦乃
評:おかげでまだがんばれそうです。
生傷を見せる男の勘違い 福村まこと
評:ジマンシタガリなんです、男って。
第83回 11月5日-11月11日分(23名45句) 自由吟 森山文切選
  句読点打たれ一歩も動けない 若芽
スキップをすれば体重2キロ減り 麦乃
寛容を水増ししても嫌な奴 八郎
何もかも忘れた振りで夫を看る 風間なごみ
今日こそは無難を脱いでオシャレする 孝代
通り抜ける風が頼りの小商い はな
裸にはなり切れないで凡のまま 藤井康信
千鳥足のふりだとしても肩を貸す 徳重美恵子
紅葉狩りナビに感謝をする老後 彦翁
媚薬持つスマホに酔うてゾンビ村 森田旅人
久々の職場でぼやくガラパゴス むぎのあわ
佳作 解体の軍艦かつぐ蟻の列 福村まこと
山茶花の小走り気味の分離帯 岩根彰子
罪名は付かない雨の横殴り masayoshi
耳元の真珠が海に行きたがる かしくらゆう
警報を切ってあなたに逢っている 藤沢修司
モンベルのコーデでカフェのモーニング くに
評:そのままハイキングに。
愛に似ているが随分痩せている 尾崎良仁
評:愛をよく知っている人の目。愛をよく知らない人なら、自分のイメージに愛を寄せる。愛だと気付けない。
不祥事を包む謙虚というベール 敏治
評:厚いベール

直近5回より前の結果

「毎週WEB句会結果(直近5回分)」への85件のフィードバック

  1. うっわ、びっくりしました。
    まさかお二人から天をいただけるなんて~
    毎週は投句できませんが、これからも
    注目していますね。

    1. ご投句ありがとうございました&天おめでとうございます。今後も気が向いたときにご投句いただけたら幸いです。

  2. 混ざりたくないからずっと「る」のカタチ   くに

    すごいこの句。詠んだくにさんも天に選んだ文切さんにも
    心から拍手。
    「る」の形って誰にも邪魔されたくない、自分だけの世界だよ
    って拗ねているような…心の中が映し出された句ですね。
    (なんか変なコメントかな?)

    1. コメントありがとうございます。
      体育座りでぽつんと座っている子が、「混ざりたくないから」と強がっているのをイメージしました。かといって暗さは感じさせません。「る」のとがった部分、まるい部分と句の主張がマッチしていると感じました。

  3. 第68回発表しました。
    第70回の外部選者は、岩手の德田ひろ子さんにお願いしました。
    7月30日の松江市川柳大会でナンパしました(笑)
    みなさまのご投句をお待ちしております。

    1. 天の句に選んでいただき、ありがとうございます。二回目でした。とても嬉しく、励みになります。これからもよろしくお願いします。

      1. いつもご投句ありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

  4. 第63回発表しました。

    本ページの「投句はこちらから」のリンクが切れていたようです。
    ご投句いただけなかった方、申し訳ございませんでした。
    修正しましたのでご確認お願いいたします。

  5. 第60回発表しました。
    まゆみさん、お忙しい中選をいただきありがとうございました。

    今回からゲスト選者の方にも評をいただくようにしました。
    ゲスト選者と共選の時は、平抜き句と佳作は到着順です。

  6. 第59回発表しました。
    今週受付分は60回記念で宮崎のさわだまゆみさんと管理人の共選です。
    管理人一人の選では、平抜き句も佳作もいい順に並べて発表しておりますが、10回ごとの記念句会は平抜き句、佳作は到着順です。ご了承願います。

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