第116回(2018/6/24-6/30投句分)

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34名67句 森山文切選
ツンデレの看板猫が客を呼ぶ はな
入口も出口も遠い恋にいる むぎのあわ
平成に置いて行きたし我が病 淡路獏眠
悪政に鼻をつまんで生きる知恵 柊無扇
橋あればロマンも消える天の川 小林祥司
夕焼けを拾って軒先に吊るす ホッと射て
食べごろかどうか触診するメロン くに
英雄になった気分でするゲーム 彦翁
わたくしの天辺に居る母の星  風間なごみ
大家族だからダチョウの卵焼き 真島芽
ポケットのこぶし震わし見るテレビ 敏治
転向のように昼から飲まされる ヨッシー
ネズミ小僧の豊かな悪が落ちている 岩根彰子
充電が済んだらおんぶしてあげる 真島凉
平成の次へ流されてゆく木偶 藤沢修司
避難指示解除する村の夏草 菊池洋勝
図書館の裏に文士の高楊枝 福村まこと
昼顔の口のところが名医の目 斎藤秀雄

不合理へ敏感になる腹の虫 八郎
マニキュアは遠慮なく赤爪を研ぐ 阿部千枝子
葬式の間に梅雨が明けていた 芍薬
耳の裏ばかり見ている試験官 西沢葉火
秋簾溲瓶を下げる人を呼ぶ 菊池洋勝
親の傘もうスペースはありません 徳重美恵子
評:親はこう言われるのを待っているのかもしれない。
関節をひとつ外して梅雨明ける 尾崎良仁
評:ふたつ外せばまた梅雨になる
時計屋の時間はどこまでも他人 くみくみ
評:冷静に考えるとあんなにたくさんの時計がある部屋は怖い。時計屋の時間とは決して仲良くなってはいけない。仲良しになるとあなたは・・・。

「第116回(2018/6/24-6/30投句分)」への1件のフィードバック

  1. 第116回発表しました。

    第101回から第200回についても秀句集及び合同句集の作成を予定しております。

    次回秀句集は「101回から200回で1句でも佳作又は天地人となった方について、おひとり1句」とさせていただきます。

    合同句集の参加資格は1回から100回と同様「平抜きも含め1句でも入選した方」とします。

    まだまだ先の気の長い話ですので、お気軽にご投句いただけたら幸いです。

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