第106回(2018/4/15-4/21投句分)

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28名55句 森山文切選
神さまの前で私は団子虫 岩根彰子
読書後のテンションで世を変えてみる アゲハ
ベースアップ昔組合今総理 田原勝弘
嘘吐きが隠し続ける仏顔 八郎
お月様ついてくるけど近寄らぬ 海月漂
相互乗り入れに遅延が飛び火する ヨッシー
眠っているあいだにとどく紙風船 斎藤秀雄
拍子木が揺られて新しい拍子 西沢葉火
ただ帰りたいだけだった逃亡者 くに
初蛙の声を家族に加えたり 菊池洋勝
点線の枠ひらがなが良く似合う  風間なごみ
北大のポプラ並木は几帳面 若芽
自分でも持て余してる反抗期 真島凉
泡よりも海になりたい背鰭折る むぎのあわ

騒ぐことないさ海月になればいい くみくみ
満月を尾行している好々爺 宮下倖
握りつぶしても生きている真実 敏治
宿題をしないと恐ろしいリスク 真島芽
おうちクリーニングする今日の翼 岩根彰子
妖怪がほど良く似合う過疎の町 武良銀茶
評:前向きな妖怪たち
一線を前にうじゃうじゃ言っている 阿部清明
評:「越えるの定義を示しなさいよ。何cmから越えたことになるの?」
溶けていくゼリーはいつも嘘ばかり 尾崎良仁
評:冷凍して尋問しましょう。

「第106回(2018/4/15-4/21投句分)」への1件のフィードバック

  1. 第106回発表しました。

    没句の中には、いくつか言葉を省けそうな句がありました。注意深く句を読んで、なくても読者が推察できそうな言葉は省き、自分が句で示したいことについて、いつそう思ったか、何を見た時か、何をした時か、わかるような言葉に変えましょう。

    読者を信じて!

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