第104回(2018/4/1-4/7投句分)

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27名54句 森山文切選
お試しの魔法一回500円 平井美智子
老父母が薬並べて飲む飲んだ 井戸野蛙
怪訝な目よそに黒猫と住む女 風間なごみ
ボツ続き才能なしと妻は切る 田原勝弘
スギ花粉飛ぶのが見える過敏症 敏治
伏せまつげ誰も同じに時を経る 峰岡名負
ハイヒール馴染むころには五月病 アゲハ
シャッター通りの空気まで伏し目がち ヨッシー
人肌を覚えています哺乳瓶 masayoshi
消しかすの黒に丸める本音たち 海月漂
無作法を恥じて穴から出られない 藤沢修司
なにもないことは分かっている夕陽 くみくみ
くちびるが圧縮袋から逃避 徳重美恵子
宝石の青に聞きたいことがある 真島芽

設定をしましたすぐに泣けますよ 尾崎良仁
戻りつつある蛤を噛む力 菊池洋勝
この皺の通りだったと足の裏 西沢葉火
ふたりきりそろりと解いた本の帯 くに
さくらさくら亀甲模様のマンホール 岩根彰子
煙玉去年の夏の欠片です 真島凉
評:今年の主役に。
満月を逆さに吊るす古代杉 福村まこと
評:注意深く見ればわかる。
四月とはおよそ栞であるまいか 斎藤秀雄
評:だからといって、桜の枝を折ってはいけません。

「第104回(2018/4/1-4/7投句分)」への2件のフィードバック

  1. 待ってましたよ、凉ちゃん、芽ちゃん。これからの毎週が楽しみです。としじい。

  2. 第104回発表しました。
    エイプリルフールの句がいくつかありましたが、「エイプリルフールとは何か」を説明したものや、予想の範囲内という感じの句でした。多くの人が考えそうなテーマの場合は、思い切りぶっ飛んだ表現にしてください。

    毎週web句会は「日曜日から土曜日まで」を週の単位としています。おひとり2句までですので、同一週に3句以上のご投句があった場合3句目以降は選の対象になりませんのでご注意ください。

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